ポジャギの種類・用途


ポジャギはそれを使用した階級によって「宮褓(クンポ / 宮廷で使われたもの)」と「民褓(ミンポ / 庶民が使うもの)」に分けられ、さらに「民褓」は作り方によっていくつかに分けられます。

繍褓(スボ)
絹に花・樹木・吉兆とされる動物・縁起のいい紋様を華やかな刺繍を施したポジャギで、主に婚礼などの吉事に使用。

チョガッポ
「ハンボク(韓服)」と呼ばれる伝統衣装を作って残った、はぎれなどをつなぎ合わせて1枚の布にし再利用したもの。

食紙褓(シクチポ)
油紙で作るもので、お膳の食器の上にかけ、ほこりを防ぐ用途に使用。

ヌビ褓(ヌビボ)
韓国伝統のキルティング「ヌビ」を施した布で作るもの。割れやすいものを包んだり、保温性を必要とする場面で使われた。

その昔、ポジャギは日常生活に欠かせないもの。風呂敷・袱紗・ 覆い布・日よけの布・防寒の布などとして、あらゆる生活の場面で使われました。 大きく大きくつなぎ合わせ四隅に紐をつけて布団を包んでおく「イブルポ」、衣類を包む「オッポ」、書籍や文房具を包む「チェッポ」、 お膳や器の上に被せ、ほこりを防ぐ「サンポ」、お金や財宝を包んで保管する「トンポ」などがそれです。またその他婚礼に使うもの、 宗教儀式用、葬儀用のものなどもあります。 現在は風呂敷など実用品として使う場面は数なくなりましたが、ポジャギの造形美、素材の魅力を活かし、 インテリアやファッションなどの幅広いジャンルで新たに注目されています。